使命を受け継いできました。
ミナミサワのリクルートサイトをご覧いただきありがとうございます。
わたしたちは2024年に創業67年を迎える自動水栓のメーカーです。「自動水栓」とは、公共施設や商業施設などのお手洗いや洗面台で使われているセンサー式の水栓設備の事です。いま、わたしたちの自動水栓は世の中から必要とされています。
わたしたちの作る自動水栓は「後付け式」という大きな特徴があります。これは、創業時から受け継がれる「お客様の困りごとをものづくりで解決する」という考えに根差しています。お客様から「こういう製品は作れないか」「今このような状態で困っている」という現場の生の声を受け、一つ一つ丁寧に応えてきました。
その結果、既存の設備を活かした簡潔でスピーディーな施工や、コストの負担を軽減できる製品を生み出すことができました。また、これらの製品特性を超えて、非接触による感染症対策や節水による脱炭素化社会への貢献、さらには人手不足による工事現場の負担を軽減し、廃材の削減による環境への負荷も軽減するなど、人や環境に優しい製品を作り続けています。
会社の規模は30名程度ですが、製品の開発から改良の立案、設計、部品開発にはじまり、製造、販売、アフターサービスまで一貫して自社で行なっています。部品のひとつからつくり、お客様の元へ届けているという自信は、一緒に働く仲間たちのモチベーションにも繋がっていると感じています。さらに、施工業者さんや販売会社のみなさん、部品などを作ってくれるものづくりの職人さんなど、様々な分野のプロフェッショナルと協働しながら自分達の役割を最大限発揮できるように努めています。
日本の水道は、全国のどんな場所でも蛇口をひねれば安全な水が出て、衛生的なトイレが使えるという世界でもトップレベルのライフラインです。普段の生活ではあまり意識することのない水道ですが、ひとたび災害などによって断水が発生すれば、水の大切さを痛感することになります。飲料水はもとより、生活用水も含めて、わたしたちは水がなければ暮らしていけません。平常時も非常時も「命の水」を守っているのがわたしたちの業界であり、わたしたちの働く舞台です。
仕事においては、自社で日本全国を対応しているので大変ではありますが、社員の活動分野と責任範囲も広く、そのぶん活躍の度合いも大きく評価できる仕組みを構築しています。華やかさは少ないかもしれませんが、人の安心と安全な暮らしを守る重要な仕事だと思います。以前、小学校で子どもたちに対してわたしたちの仕事や製品を紹介する機会に恵まれました。みんな真剣になって、「へえ、こんな仕事があるんだ!」と感心してくれたことがとても嬉しく、忘れられない思い出となっています。自分達の仕事が会社と社会に貢献できているという実感は、働くうえで何よりも大切な報酬ではないでしょうか。
現在弊社は長野の本社を中心に、東京と大阪にも拠点を構えています。それぞれの地域特性や商習慣を大切にしながらお互いに支え合い、会社全体のパフォーマンスを高めていくことを大切にしています。また、最新のデバイスや技術を活用しながら各拠点をオンラインで繋げ、打ち合わせなどは場所に制限されない環境整備を始めています。福利厚生においても、ライフステージや環境の変化に対応するべく、制度面とインフラの両面から最適な状態を目指しています。ミナミサワに関わる全ての人にとって良い循環を生み出すことが私の責任と仕事です。
最後に、私は音楽が好きですが、会社の中の「音」と「空間」も大好きです。電話が鳴る音、製品を組み立てる時の電動ドライバーの音、金属部品を削り出すNC旋盤の音、作動検査で勢いよく水が出る音。そして社員の真剣な眼差しや「張り」と「柔らかさ」が同居する心地よい緊張感。それぞれのプロフェッショナルな音が調和し、あるときとても心地よいハーモニーを奏でる瞬間があるのです。それはまるで、わたしたちのものづくりという仕事を表現するオーケストラのようです。
わたしたちと一緒に、あなたの音を響かせてみませんか?
美しい循環を未来へ
わたしたちと一緒に、あなたの音を響かせてください。